君を好きになっちゃったんだ。

結衣先輩に対する嫉妬も、晴に対する怒りも、




…全部好きから始まったんだね。









分かってたよ。




ちゃんと…ちゃんと分かってた。




晴を好きになっちゃいけないことくらい。




約束だってしたし、ただ傷つくだけだってことも分かりきってた。




でも、晴が結衣先輩を嫌いになれないように、




…あたしだってこの想いを止めることはできない。




初恋なんだけどな…これ…




どうしてこんな辛い恋を選んじゃったんだろう。




あたしってバカだなぁ…




こみ上げてきそうになる涙を我慢して上を向く。




…不思議と初恋が晴で良かったって思えてきた。




晴の近くにいられるのなら、いっそのこと叶わなくてもいい。




叶わなくたって好きって気持ちは変わらないだろうし、




伝えるつもりはないけど、好きでいるくらいは、自由でしょ…?