君を好きになっちゃったんだ。

委員長はアンカーではなかったけど、ぶっちぎりの一位で次の人にバトンを渡した。




結局、そのままの勢いで委員長のチームが勝って、




「よーくん、おめでとう」




戻ってきた委員長に、結衣先輩は満面の笑みを浮かべて祝福していた。




結衣先輩の治療も終わっていたから、晴は静かにその場を離れる。




…少し、歪んだ顔をしながら。




「晴、もう嘘吐かなくていいよ」




あたしも晴の後を追いかけて、そう言った。




「…なんのこと〜?」




まったくもう…




「無理して明るい声なんて出さないでよ。分かってるんだから」




全部、全部、話してよ。




晴の口から聞きたいから。