君を好きになっちゃったんだ。

その後のみんなが頑張った分だけ差は縮まって、




アンカーにバトンが渡る頃には三位まで上がっていた。




あれ…?




あのアンカー…晴?




誰よりも早く、綺麗なフォームで走っている。




間違いない。晴だ。




「四組可哀想だな。アンカーが及川だなんて。落ちこぼれはどう頑張ったって落ちこぼれなのに」




「ああ。もう負け確定だろ。なんであんなやつアンカーにしたんだ?」




「あれじゃね?サボってて勝手に、とか。それとも俺やります、的な?」




「それで負けたら超ダセェやつじゃん」




ケラケラとばか笑いをしている声が耳に入る。




あんなに頑張ってるのに、あんたたちが馬鹿にしてんじゃないわよ!!