君を好きになっちゃったんだ。

勢いよく立って晴を見下ろす。




「ごめんね〜」




「なんで抱きしめたりしたの?」




「気分だよ?たまたまそういう気分だったんだって〜」




は?




気分で抱きしめたりするわけ?




そっか。じゃあ、




「女の子の肩抱いたりするのも気分ってことなんだ?最低」




晴の抱きしめた理由にイライラして、関係ないことまで責めてしまう。




でも、あたしの口は止まらなくて、




「そんなことしてるから、好きな人も振り向いてくれないんじゃない?結衣先輩もアンタみたいのじゃなくて委員長と付き合って正解ね」




あっ…と思ったときにはもう手遅れだった。




あたしを睨み上げる晴の目にビクリとする。




「知ったようなこと言ってんなよ。お前に、なにが分かんだよ。それに別に結衣のことは好きじゃない」




そう言ってどこかへ行ってしまった晴。