君を好きになっちゃったんだ。

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「行きたくないな…」




体育祭前、救護テントに向かいながらため息をつく。




救護係は開会前に集合しないといけないんだけど、




晴のことよく分からないし、結衣先輩にイライラするし、心の中がモヤモヤする。




今日の当番、結衣先輩いないといいなぁ、なんて。




そんな現実は甘くはないんだ。




テントに着くともうすでに数人集まっていて、




…晴と結衣先輩もいた。




二人とも離れたところにいてそれぞれ別の友達と話しているけど…




でもやっぱり、結衣先輩が晴の想い人だと思うと落ち着かない。




晴を、あたしから奪わないで…




こんな意味のない……独占欲。