『俺のこと、好き??』

びっくりしたように、そして照れたように

「もちろんです」

そう笑うこの子はやっぱりひまわりみたいだ

『...もうつくよ』

この子の笑顔はなくならないだろうか

俺の家族をどう思うだろうか

俺の隣からいなくなったりしないだろうか

こんなに愛しているのはこの子だけで

こんなに愛したのはこの子が初めてだ

『緊張してる??』

顔を強張らせるこの子はいま何を思っているのか

知りたい

どんな些細なことでも

この子のすべてを知りたい

永遠に俺の隣にいてほしい

「緊張します、けど大丈夫です!」

『...行こうか』

「はいっ!」

頭を撫でるとあの笑顔

俺の好きなこの子の笑顔