居場所を下さい〜声にならないSOS〜





それでも私は思った。



『まず、怪我がなかったか心配はしてくれないの?』


この違和感はみんなも感じていたらしく、どこか傷ついたような顔で先生の話を聞いていた。



そこに現れたのが麻伊だった。