「もちろん、俺の言うこと聞くよな? だって俺に仮があるんだから」 「…えっ?」 「俺、真田一樹。これからよろしくな? ……菜津」 ニヤリと笑った真田という奴は、私の頬にキスを落とした。 「なっ、ふざけんな~!!」 校舎裏に私の叫びが響いた。 命令その1・「オレの女になれ」