振り向きの運命は赤い糸で





「お待たせしました」


綺麗な敬語であらわれたのは
薄いピンク色のコスモスが描いた浴衣を着たかえこだった。



よかった。来てくれた。


と、ホッと肩をなでおろす。


なぜか、似合ってるじゃんと言わない二人にホッとしてしまっている自分がいる。


なにしてんだろう。


さっきもかっこいいって雄平先輩に言うはずだった言葉もりと先輩に言ってしまった。


最低じゃんわたし。



泣いちゃう。でも、悔しいけど
頭をふって泣かないようにした。