振り向きの運命は赤い糸で





「なに照れてんだよ」


ボソッと怒り気味にりと先輩は言う。


照れんのは当たり前じゃん!とばかりにわたしはりと先輩に向かって
シャーッと怒る。


「はっはは。仲良いじゃん」


袖に手をいれ雄平先輩は言った。


「仲良くないです!」「仲良くねぇよ!」

「この人なんか」「こんなやつなんか」



ちぇ。


二回もりと先輩と息ピッタリに言葉がかぶる。



こんな姿、雄平先輩に見られるなんて
浮気じゃん!


まるまる見え見えの浮気じゃん!


わたしが好きなのは雄平先輩と言うように、わたしは雄平先輩の隣へとうつした。