振り向きの運命は赤い糸で





わたしはなにも言えなかった。



それに腹が立ったのかな。


かえこは「先に帰る」っといい
自分の代金を机に乱暴に置いて
でていった。



50円玉が転がる。


「こんなはずじゃ、なかったんだけどなぁ。」


と、一人呟いて転がる50円玉をとった。



わたしは、しばらく座ったまんま
帰れなかった。