短髪の髪の毛をわさわさと掻きながら
眉間にシワをよせ言ってきたのは
あのイケメンだった。
イケメン…なのに
性格…わるッ!!!!
顔をクルッと後ろにし、
人生初くらいの苦い顔をして見せ、
すぐに前を向いた。
「さっきっからウロチョロしてるし
飴なんか舐めてないし嘘つくし
なにがしたいの」
う、うそでしょ………。
わたし別に貴方たちに話しかけたくて
来たわけじゃないし。
かえこが行きたいって言うから
来ただけなのに。なにさ!
まあ、わたしも少しはね!?
行きたいとは思ったけども…さぁ。
なにこの画……。
顔近いんですけど…………
イケメンだからいいけど…ちって。

