振り向きの運命は赤い糸で






鏡の前で、横を見たり前から見たり後ろに体を向け顔を前に向けたり、いろんな角度から浴衣を着たわたしを見る。




お祭り…楽しみ。




雄平先輩には、必ず謝ろう。




お祭り、つまらなくなっちゃうからね。




ーピーンポーン ピーンポーン




こんな遅い時間に誰…



「まるもー!でてー!」



ちょっと!お母さん!
わたし、浴衣なんだけど!



ーピーンポーン ピーンポーン



「あー!はいはい!
でまーすでまーす!!!!」



わたしは浴衣を着たまま
階段を下りる。