振り向きの運命は赤い糸で





頭の中でそれだけがリピートする。




「返事はお祭りの日でいいから。
俺、マジだから。」



それだけを言い残しりと先輩は
広場を離れた。わたしから離れた。



「すぅーーき…かぁ。」




一人になったわたしはつぶやく。



…ドキンッッ



好きという言葉を考えただけで
鼓動が早くなる。



え、なにそれ。



わたし最低じゃん。



さっきだって雄平先輩の前で
鼓動早くなった。
それに、りと先輩のこと誰よりも好きなのはかえこ。




わたし、最低な恋してんのかも。



人生で初めて告白されたわたしは
迷いがでてくる。



でも、わたしは雄平先輩が好きなはずと、言い聞かせて、広場を離れ帰ることにした。