振り向きの運命は赤い糸で





だから、あの時…
りとが喜ぶなんて言ったの。


雄平先輩はりと先輩のために
髪飾り店なんか寄って、
それで….わたしが偶然居たから
あんなこと…


わたし、ほんとバカ。



「りと先輩…」


「ん?なに?」


「りと先輩ってわたしのこと…」


「え…」


「あ、いや!なんでもないです!」



うっわ!わたし、なにいってんのー!


好きなわけないでしょ!好きなわけ!



まだ、会ってから一週間もたってないんだから!


それに、りと先輩にはかえこが
お似合いだし。


わたしは頭を思いっきり振る。



「好きだよ。」


…ドキンッッ


「へ?」


予想もしていなかった言葉が
わたしの耳に入る。


‘‘好きだよ”