振り向きの運命は赤い糸で





「なに、してんの…って
おい!泣いてんの!?」



驚いた目で走って近づいてきたのは
りと先輩。



考えていた人が今、現れた。



呼んでないっつの。



わたしの頭の中は雄平先輩一色だっつの。



「なんかあったのかよ。」



そんな、わたしの代わりに悲しい顔しないでよ先輩。



虚しくなるなぁ。ほんとヤだ。



「これ、あげます。」



わたしは、自分で買った髪飾りが入った紙袋をりと先輩に渡した。



いらないし。