振り向きの運命は赤い糸で




会計が終わった雄平先輩は
優しく微笑んで袋に入った
紫色の髪飾りを手渡す。


「え、これ…」


「俺からのプレゼントにさせてよ。」


…うそ。


わ、すごい嬉しい。


わたし、今すごい雄平先輩の彼女みたい。


「あ、でもお返ししなきゃ。」



わたしはスクールバッグから紫色の財布をとりだす。


「じゃあ、俺が決めていい?」


「んっと、できたら安いので…」


昨日、お母さんから2000円もらっといてよかった。