振り向きの運命は赤い糸で





「なんでしょう…」




わたしを呼び止めた理由…



それは…



「二人じゃダメか…?」



……ドキンッ



りと先輩の困った顔が脳内でリピートして見える。


なに、ズッキュンきてんだろう。


好きじゃないくせに…



「あ、いや…」



わたしが口を開くと、りと先輩は
悲しい顔をした。



「よ、四人でだよな!
冗談だよ、冗談!じゃあな!」



わたしが、先に帰ろうとしたけど
りと先輩から歩き始めた。



雄平先輩は、わたしを二秒ジッと見つめ
目をそらした。