振り向きの運命は赤い糸で




「……二人しかいねぇのに
ふりなんか必要ねぇだろ。」


「え?」


先輩は腕を伸ばし、わたしの髪を触る。

目を合わせず先輩は髪だけを触り
スルッと髪を離した。


「ごめん。」


顔をわたしの反対側に向け
照れているのか、頭を掻いた。


「…いえ、すみません。」


自分の髪をとり、意味もわからず
謝った。


男子に髪の毛触られたの始めて…。

シャンプーいい匂いでよかった。