振り向きの運命は赤い糸で




授業が…?

始まってる…?


そんなああ!!!

一回も授業なんてサボらなかったこの私が授業をサボる日がくるなんて。


「サボろうぜ。ヘヘッ」


空き教室の窓に寄りかかる先輩。

涙目になりながらの怒りが満ちてるわたし。


「ヘヘッ★じゃないです!!」

「まあ、いいじゃん。
俺を下敷きにしたお礼な。」


嘘でしょうよ。

そんなん言い返せないやい。