「好きって言わないから
キスした。」



お、恐ろしい子!!!!



「そんな…!
言いますよ!何度でも!!!」



「じゃあ、言って」


「好きです…」


「目合わせて…」




ザァァァッとまた波の音が
広がる。



それが私たちをロマンチックに
させた。



わたしはりと先輩を見つめた。