わたしの隣にはもう、雄平先輩はいない。



一人になりたいっていって
雄平先輩と別れた。



ふいに目から涙が溢れる。



「うッ…うぅ〜。
好き…だったんだけどなぁ…」


拭いても拭いても、やっぱり無駄だった。



花火大会が終わって、片付けを終わらせていくみんながゆがんで見えた。