振り向きの運命は赤い糸で






パァンッと音で物が動く。


雄平先輩…じょうず!


「お兄ちゃん、やるぅー。」


隣にいた6歳くらいの男の子が
雄平先輩に言う。


でしょ?でしょ?
わたしの雄平先輩すごいでしょ?と
言うかのように、わたしは
男の子を自慢げに見た。



「生田ちゃん、前見て…」



わたしは、雄平先輩のことを無視して
男の子をガン見していたからか
雄平先輩は低い声でわたしの耳元で
呟いた。



パァンッ!


二発目は、クマのぬいぐるみを
倒していた。