振り向きの運命は赤い糸で





「おっちゃん!!
射的やりまぁす!!!」



「あいよぅ!
じゃあ、500円ねぇ!」



わたしのノリにあわせるおっちゃん。



紫色の財布をだそうとしたけど、
先に雄平先輩が500円玉をおっちゃんに渡した。



雄平先輩の垂れた袖がわたしの頬を
くすぐる。


近い…!


「生田ちゃん、俺が手握るから
動かさないでね。」


「あ、はい!」


雄平先輩の吐息が近い。