ヒィィィッ!!!


今!今、わたし夏祭りカップルで、きてるうちの一人っぽくない!?


やばい!燃える!


ハイテンションなわたしを見て
隣で微笑む雄平先輩。


「アッゲーィ!!!
雄平先輩!なにからします!?」


あ、上がりすぎて引かれたかも…


でも、微笑んだ顔を崩さず雄平先輩は言う。



「生田ちゃんが行きたいとこで
いいよ。」



「へ?」


「生田ちゃんについてくよ。」


「あ、ヒャイ!」