振り向きの運命は赤い糸で





「いーよ。四人じゃ動きにくいしな」

「いーんじゃない。」



優しいんだろうな。二人とも。


「まるもは?」


かえこは午前のときとは違って
優しく聞いた。

きっと、りと先輩がいいよと言ったからだろうか。


「いーよっ!そーしよ!」


そのつもりだったし。


「じゃあ、私りと先輩とで
いいですか!」


大きく手をあげ積極的に
りと先輩を誘うかえこ。


りと先輩は少し驚きながらも
「いーよ」と言った。


なんか、モヤモヤしてしまうわたしがいる。なんで?


わたしが好きなのは、雄平先輩なんだから、それにかえこを応援してんだから。


そんな私を見ていた雄平先輩に
わたしは気づいていなかった。