俯いていて表情は分からない。 もう、これだから… 「私、帰るからね??」 様子を見る。 「じゃあね」 って、窓をふと見た時。 息切れした様子で汗を拭く先輩の姿。 「あ、先輩だ…」 日が長い春は、部活が長い。 今はもう、放課後で、すっかり5時をまわっている。 静かな教室。 桐谷の寝息だけが聞こえる中、私は呟いた。 きらきらした笑顔がはじけてる。 太陽みたいな人だね、先輩。