俺じゃ、だめ?





次の日。




教室を開けた、0.2秒後くらいの高速で、りゅうは俺に迫ってきた。





「おい、見たぞ!」





なにをだよ……。笑





「は?」





「お前と雛ちゃんが話してるとこ!」






「あ、あれは、たまたまぼーるを拾ってもらっただけだわ笑」






「ちょっと親しげに話してたじゃねーかよっ!!」






そしたら、数人の男子がやってきて、





「なになにー?」





と興味を示し始めた。





「こいつが、雛ちゃんと仲良くしゃべってたんだよ!」





「なんだと!?」



「俺もしゃべりたーい」



「紹介しろ!」





身を乗り出すりゅうとその仲間達。




「えー、やだ」





まず、雛ちゃんはどこまで有名人なのだろうか。





「何でお前ら、雛ちゃんの事知ってんの?」





「「そりゃあもちろん」」





口を揃えて言い始めた。