俺じゃ、だめ?





ほら、だって先輩を見て私、こんなにも胸があたたかい。




少し浸っている時だった。





「ねえ、」




低い声が聞こえた。



窓の外を向いていた視線は、後ろにいく。





「きっ、桐谷!?あんた起きてたの?」




げげげっ




その瞬間、




ドンッと窓についた腕。



切なそうな表情。




ねえ、これ、桐谷なの…?