その日の夜、見知らぬアドレスからメールが届いた。

「紹介かなんかって…このアドレスに送れっていわれたんだけど…わかる?」
「うん、ナオミから聞いてるよ。私ちえ」
「僕たかし。みんなからたぁくんって呼ばれてる」
「いくつ?私16才だよ」
「僕は19だよ」

こうして私はたぁくんとのメールのやりとりが始まった。
私は、彼女欲しさにもっと押してこられるのかと思っていたが案外控えめなメールしかこなかったので少し拍子抜けした。こうしてたぁくんとのメールは日課となり3週間ほどが過ぎようとする頃…