雨のち晴れ




なんて反応していいかわからない。


ありがとうと言うべきなの?




西田君の顔を見つめた。




「あーもう!そんな顔すんなよ!
こっちまで恥ずかしくなってくるわ!」




「ご、ごめんなさい」


「謝んなよ」



「あ、ごめなさい!」


また、謝ってしまった…

「だーかーらー」


「は、はい!」

「よし」


西田君が私の前に座り込んだ。

「雨宮ってさ、何でそんなに暗いの?」


直球すぎるだろー?!

そんなストレートに聞いてくるものなの?


「え、なんでって……」


言いたくない。

思い出したくない。


いつの間にか涙が溢れてきた。


「ちょ?!どーした?!」


「ご、ごめんなさい」



また、謝ってしまった。

「本当にごめんなさい……
ごめんなさい。ごめんなさい………」


涙が止まらない。


自分が人を殺してしまったことを

西田君に知られるのが怖い。


きっとこんなふうに優しくして
もらえなくなるから。


「ごめん…なさい…………」

私は目をふさいで謝ることしかできない。