雨のち晴れ


外を眺めていたら


教室のドアが勢いよく開いた。


「ぶっねー。遅刻するかと思ったわ。」

一気に彼の周りに女子が寄っていく。


「おそーい♥︎」

「まってたんだから~♥︎」

女子からの黄色い声が教室中に響いた。

彼は西田 晴。
クラスメイト。
クラスのムードメーカー的存在。
長身でかっこよくて誰に対しても優しく明るかった。


狙ってる女子も少なくない。



「わりー。寝坊しちまった」


「私が彼女になったら
毎日起こしに行くのに~♥︎」

「ずる~い♥︎」



(軽っ……)



たまたまか目が合った。


私はすぐそらした。
(あんな面倒くさそうな人と関わりたくない)

誰かがいきなり顔をのぞき込んできた。

「雨宮おはっよー☆」


「きゃっ?!」

思わず変な声をあげてしまった。


「そんな驚くなよ。俺だってびっくりするわ」


「ご、ごめんなさい……」



彼の顔はすごく整っていて本当にモテる
顔立ちだ。


だからかな…


ドキドキした

「晴~!ちょっと来て~!」


「お、おう!」


彼はそう言うと私に笑顔をみせて


彼を呼んだ女子のところに行った。