「……もっと、敵の事を知るために……」

悠希が付け加えた言葉でみんなが納得する。

「いいと思うよ。楽しそうだ」

「俺はなんでもいい!」

「もっと面白いのがいいけど……いいよ!」

「僕は楽しみだな」

みんなの意見が一致して理央が満足そうな顔をした。

「よしっ、先生にいってくる!」

理央と玲二が先生のところに走って行った。