「ビーー!ビーー!」

ラヴィの群が逃げて行った。

「ふぅ……」

「おっ!このウサギ食おうゼ!」

ユウキが息をつくと、レックスが呑気にそんなことを言った。

「うん!食べよ♪」

そういいながらレックスにくっつくユキ。

「じ、邪魔……」

レックスがげっそりとした顔で言った。

「え?食べられるの?」

「いける、いける。調理すれば」

サツキとラクがラヴィの調理にかかった。