【和奏side】
「……なんて、もうあれから1年経つんだよね。ほんと早かったなぁ……。」
「和奏、なんかおばさんくさいよ?でも確かに1年はあっという間だったね。もう2年生だもん。」
桜風の中校門をくぐったあの日から1年。
私たちは2年生になり、そして先輩となった。
親友の芽衣とは2年連続で同じクラスになれて、2人ですごく盛り上がっちゃった。
「でも芽衣さ、ほんとによかったの?先輩からの告白断っちゃって。」
「うん、いいの。先輩がすごくいい人なのはわかったんだけど、」
「好きな人がいるから?」
そんな私の問いに芽衣は小さく頷いた。
芽衣は愛嬌があるとかそういうのじゃないけど、優しくて、ほんわかして、理想のお姉ちゃんみたいで、
そういうところがきっと男子にモテる要員なんだと思う。
「……なんて、もうあれから1年経つんだよね。ほんと早かったなぁ……。」
「和奏、なんかおばさんくさいよ?でも確かに1年はあっという間だったね。もう2年生だもん。」
桜風の中校門をくぐったあの日から1年。
私たちは2年生になり、そして先輩となった。
親友の芽衣とは2年連続で同じクラスになれて、2人ですごく盛り上がっちゃった。
「でも芽衣さ、ほんとによかったの?先輩からの告白断っちゃって。」
「うん、いいの。先輩がすごくいい人なのはわかったんだけど、」
「好きな人がいるから?」
そんな私の問いに芽衣は小さく頷いた。
芽衣は愛嬌があるとかそういうのじゃないけど、優しくて、ほんわかして、理想のお姉ちゃんみたいで、
そういうところがきっと男子にモテる要員なんだと思う。