キミの首輪に、赤い糸を。

その日は一日中真白と過ごしていた。

真白はギターを弾いたりぼんやりとテレビを見ていたり。
そしてたまに、私を見ていた。

私が目を合わせると、少しびっくりしたような表情を見せて微笑みを向けてくる。

それがどういう意味なのか分からないけど、私は目が合う度に微笑み返していた。



「ねぇ、和咲」

「なに?」

「...んーん。なんでもない」

「えー、気になるじゃん」


私がそう言うと、真白は困ったように笑って遠慮がちに目を合わせてきた。


「...僕のこと、好き?」


それからその言葉が紡がれたのは、それから数秒経った後。


「えっ?」


予想もしていないその質問に、私は戸惑っていた。

好きかなんて聞かれても、まだそんなに一緒にいないしなぁ...。