キミの首輪に、赤い糸を。

そんな日々が続いたある日。


「真白」


朝起きて、いつも通りお兄ちゃんの部屋に行こうとすると、お母さんが僕の名前を呼んだ。


「なに?」

「これからずっとお兄ちゃんの部屋にいなさい。ここには来なくていいわ」

「えっ...?」

「お願い真白。戻ってこないで」


お母さんの声は、いつもより冷たい気がした。

なんで?
僕、何かした?


「ごめんなさい...」

「どうして謝るのよ」


謝ったのに、お母さんの機嫌は悪くなっていく。

僕は大人しくそれに従うことにした。