「あっ、そうだ。…千和は他に誘わなくて良かったの?」
「えっ?」
聞くと、少しだけ動揺したのが分かった。
「もしかして…好きな人!?」
「違う違う、全く違う」
うふふ。
バレバレだよ〜、千和ちゃーん!
「誰、誰なの!?」
「近いっての」
「教えてくれないと離れない!」
「分かった!言うから!!」
今回は私の勝ちだね!
「…えーとですね、黒崎俊さん、です」
「ええ!?やっぱり怪しいと思った!」
「え、なんで」
今日の私は絶好調かも?
「海に行った時、楽しそうだったし?」
「んー、まあね」
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