デコくんとボコちゃん


「はあっ…はあ……ってあれ?私生きてる?」


肩で息をしながら、手をグーパーしながら確認する。


死んだかと思ったのに…。


てことは…?


「もしかして、助けてくれたんですか?」


私は男の人に問いかける。


男の人が答える間も、雨は降り続いている。


「…まあ、俺が悪いんだし」


濡れた髪をかきあげて、その人は言う。


「わああありがとうございました!!
なのに変態だなんて言ってごめんなさい!」


いろんな意味を込めて私はお辞儀をする。


助けてくれたのに変態だなんて…私のバカ!