不思議能力連続日記(1話読みきり短編)

「むむむーえい!」


ナメクジはまたやる気のないテキトー呪文をを唱えた。

何か光が出たりだとか、せめて風とか吹いたりなんてしたら、もっとなんかこう……それっぽくなると思うんだけど。

なんかこう……

胡散臭い。

ま、昨日もこれでオナラ魔法かけたんだから、今もかかってるんだとは思うんだけど。


「じゃ、私はこれで!」


ナメクジの入ったペットボトルが勢いよくベンチから落ち、そのまま横に倒れたかと思うと

ゴロゴロゴロゴロ

と凄い勢いで転がっていった。