春「…柊雅大丈夫かな」
優「…春輝、あのね?」
春「ん?何?」
優「亜梨紗が頭を殴られて気を失う前ね、柊雅先輩に大嫌いって言ったの。柊雅先輩を覚えてる時点での最後の言葉が大嫌いなの…」
春「…そっか。柊雅このまま離れるつもりかもね…」
優「え!?」
春「…いや、大嫌いって言われたらさ、多分、記憶なくなるぐらい嫌いなのかなとか思うだろうし、結局守れないどころか守られたって思うんだろうし…」
優「…折角お父さん達も柊雅先輩のこと気に入ってたのに」
春「…何にも言わないで離れないといいけど」
優「……亜梨紗、思い出してよ。幸せそうだったのに…」
優梨亜side end