春「…コンコン。柊雅来たよ」

ドア越しに春輝先輩が伝えてきた


…ほら、基本的には総長だもん……

ばーかばーか←

柊「…あー、もうちょい待たせといて」

春「…了解」

亜「…柊雅?行かなくていいの?」

柊「ん?だってせっかく亜梨紗と久しぶりにちゃんと一緒に入れんのにすぐ行くの嫌だし」

亜「………」

柊「…?何?」

亜「……嬉しい」

柊「ん、あいつらは待たせとけばいいから」

亜「…あ!もう一つ気になってたんだけど」

柊「あ、何?」

亜「陽菜ちゃんは1人でも大丈夫って?遊びって?」

柊「あぁ、あいつある程度の強さの奴に負けないぐらい喧嘩強いんだよ。だから遊びは下っ端達と模擬練習みてぇな?」

亜「そう、なんだ。ねぇ、私も強くなりたい!」

柊 「…は?それはダメ。俺が守るから強くなる必要ねぇし」


俺が守るから…そんな事言われたらもう言えないじゃん