Fragment of the happiness



柊「とりあえず座んな」

亜梨紗が座った目の前にしゃがみ見つめた

柊「ちゃんと気持ち言って?わかんねぇから」

亜「っ…」

柊「…別に何言われたって嫌わねぇからちゃんと言って?」

亜「…やっぱり、妬いちゃうよ…ずるい…っ」

柊「あー、さっきのは悪かったけど…、俺から抱き締めんのは亜梨紗だけだから」

亜「…学校だと、女子と話さないのに…、倉庫だと話してるし、呼び捨てだし、羨ましい…」

柊「…不本意だけど、俺的にはすげー嬉しいけど、妬いてくれんの。つかね、俺だって妬くから。」

亜「え…?」

柊「…なんで俺じゃなくてハチや類に言うわけ?ムカつく」

亜「…っ…」

柊「あんさ、例え1個だとしてもやっぱ同い年の男の方がいいのかなって思うから。俺のことならせめて春にしてよ。その方がまだいい」

亜「…今日の柊雅可愛い…」

柊「…こんな俺見れんの亜梨紗だけだから。別に不安になったりとかしなくていいし」

亜「う、ん」

柊「とにかくさ、喧嘩みてぇなことし続けたくないし。いつでも受け止めんだから言いたいこと言えよ?」

そう言いながら頭を撫でた



柊雅side end