家へ向かう途中、柊雅先輩とはほとんど会話をしなかった


バイク押しながらって大変だよね‥‥



柊「…亜梨紗、家この辺?」

不意に柊雅先輩が話しかけてきた


亜「あ、はい!そこの赤い屋根の家です!ここまでで大丈夫なので!では」

お辞儀をして、帰ろうとした


柊「は?ちょっ」


手首を掴まれていた


柊「ちゃんと家まで送らせろっての」

亜「っ‥‥はい、」

柊「それとも俺と一緒は嫌?」

亜「え!!嫌じゃないですよ!!」

柊「ふ…なら送らせろよ?」



‥‥ヤラレタ←
その笑顔は反則です‥‥
きっと好きになってしまう



なんとなくそう思ってしまった