その瞬間、俺の携帯が鳴った

柊「と、悪ぃ。ちょっと出るな?」

亜梨紗にそう伝え電話に出た


[おい!柊雅!亜梨紗がいなくなった!!!]

「あ、結翔さん。たまたま会って今一緒っす。これから家まで送るんで」

[はぁ!?…わかった。頼むな]

それだけ言って切られた


亜「…お兄ちゃんですよね?」

柊「ん、そ」

亜「…ごめんなさい。迷惑掛けちゃって」

柊「や、いいよ。とりあえず行くか。‥‥因みにさ、バイク乗れんの?」

亜「乗ったことないです…」

まじか、結翔さん乗せてねぇのか
あー、でも今日の様子からして過保護だもんな

柊「…なら歩いてくか。そんな距離ねーし」

亜「あ、はい!」

バイクを押しながら亜梨紗の家まで向かった


柊雅side end