柊「…大丈夫か?」

少し屈み、亜梨紗の顔を覗いた

亜「っ…//だ、大丈夫です!立木先輩ありがとうございました」

立木先輩、か‥‥

柊「…だから柊雅でいいから。つーか俺の女って言っちゃってわりぃな」

亜「い、いえ!」

柊「彼氏とかいんだろうに」

亜「…いや、いませんから」

彼氏って単語になんか暗くなった気がした

柊「そか。つかこんな時間に何してんの?結翔さん心配してんだろ」

亜「え、えっと…黙って出てきちゃいました」

柊「はぁ!?‥‥や、それはダメだろ…。わかった、送るわ」

亜「え、で、でも!」

柊「ふっ…亜梨紗1人で帰らせたらその方が怒られっし、黙って送らせとけ?」

そう言うと片手を亜梨紗の頭に乗せ、軽く撫でた