それから何時間ぐらい経ったのかな?
私がいる部屋はベッドとクローゼットがあるぐらいで時計もないし、携帯も取られてるみたいだから時間もわかんない‥‥
けど、だからこそ、何か騒がしくなったのはわかった
新「来たみたいだね」
優「…呑気なの?」
新「ん?別に俺は柊雅と話したいからこうやって君を連れ去っただけだしね」
‥‥さっきは立木だったのに柊雅になってる
親しいのかな、?
優「…普通に呼び出してもダメなの?」
新「俺らは一応敵だからね。そんなノコノコ来てくれる奴じゃないから」
優「…新城さんって柊雅先輩が好きなの?」
新「……は!?なんでそうなんの!?」
優「なんとなく。愛がある言い方な気がして」
新「……まぁ、敵としては好きだけどね。あいつは俺を敵としか見てないから」
優「‥‥ふーん」
新「興味ないんだな」
優「うん」
敵にも愛されてるんだな、柊雅先輩って


