柊「ここ一週間学校来なかったのは母親が死んだんだよね。重度の癌で。まぁ、俺も親族だから葬式とか参加しなきゃいけなくてさ。」


そこからちゃんと話した


あの頃まだ5歳だった
突然「柊雅を本家の養子にする」そう宣言された
当時の俺は養子って意味もわからなかった
ただ、俺は実の親に捨てられたってことだけが心に残った
それでも本当の実家には帰ることは許されていて、未唯とも普通に過ごしていた