結「柊雅、お前さっき女抱き締めたって?」

柊「‥‥は?」

結「なんだっけ、さち?や、ちなか。ちなってやつ」

柊「‥‥ちな?誰っすかそれ」

考えたがパッと出てこなかった

結「や、俺も知らねーけどちなって奴が柊雅に抱き締められたって言い回ってるらしいけど、さっきまでに来た客の中にいんだろ」

柊「‥‥ちな?…あぁ。あのうるせー奴か。抱きしめてませんよ。ただ転びそうになったのを支えただけっす」

結「あぁ。そういうことか。なら早く亜梨紗に伝えてこいよ?多分泣いてっから」

柊「‥‥マジすか?結翔さんここお願いしてもいいっすか?」

結「仕方ねーな。妹の為だしやってやるよ」


柊「次から俺と少し交代して結翔さん入るから」

一応扉の向こうに伝え、俺は白スーツのまま走った


「きゃー!!」
「あの結翔様が…」
「きゃー!!」