彼女は頬を赤く染めて
走って逃げてしまった。

(な、何だったんだ今のは…)

僕は女の子がちょっぴり苦手で、
こんな女の子のアクシデントを
目撃したのは初めてであって。

(……っ!!!)



だからこの出来事を忘れることは
僕には出来そうになかったんだ(笑)



もちろん健全な高校生な訳で

(……イチゴ柄………。)

と脳内でお花畑だったのは言うまでもない。